リボ払いの常用で金銭感覚が壊れてしまう
2020.05.14
リボルビング払いが習慣になってしまうと、常に利息を払い続ける生活に嵌りがちです。リボ払いが便利に見えるのは、次々と買い物をしても限度額までなら月々の返済が定額ですむ点です。例えば30万円の限度額に設定されているカードでリボ払い月々1万円(元利定額払いの場合)にしておけば、4月に5万円のスーツを購入、5月に10万円のノートパソコンを購入、6月に諸々で8万円を使っても、返済は毎月たった1万円で済みます。

でも、7月以降、一切カードで買い物しなくても年利15%のカードだと返済は2年3ヵ月後まで続き、払う手数料は4万円以上にもなってしまいます。長期にわたって手数料を払ってくれるのですから、カード会社にとってこんないい客はありません。

リボ払いを習慣にしている人の話を聞くと、限度額まであとどれだけ使えるかを常に気にしています。毎月1万円返済すれば、1万円の枠が開くので、利用できる権利を手に入れたかのような感覚になるそうです。こうして1万円ずつ真面目に返済していき、一方で、買い物や飲み食いで使っていくと、カード会社から利用限度額の引上げのお誘いがあります。

やがて50万円、100万円と限度額が引き上がり、いつのまにか常時100万円もの借金を抱える生活になっていきます。それでも本人は毎月返済はしているし、限度額も決まっているので、いつかは完済できると自分に都合よく考えるようになります。精神的には追い詰められているのですが、家族などまわりから指摘されると、激怒したりします。

貯蓄を減らしたくないからリボ払いにしたという人もいます。若いうちは貯蓄が少ないので、気持ちは分からないでもないのですが、そういう人は、金銭感覚がおかしくなる一歩手前にいる、と考えてください。

借入残高の15%前後、貯蓄の金利の50倍以上です。貯蓄をコツコツしていても、常時リボ払いをしていれば、貯蓄の金利の10倍以上の手数料を払うことになります。差し引き大きなマイナスです。

しかも、返済額や返済の方法によっては、いつまで経っても元金が減らない一方、手数料は雪だるま式に増えていきます。働いても働いても中々暮らしが豊かにならない。そんな悪循環に嵌りかねないのがリボ払いなのです。お金を貯めたいなら、そして心穏やかに暮らしたいなら、リボ払いを習慣にしてはいけません。
2020.05.14 11:27 | 固定リンク | 日記

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